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2010,12
13
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信楽透器(透光性陶磁器)とは

信楽透器(透光性陶磁器:特願 2009-256638)とは、

滋賀県窯業技術試験場が開発した新しい土で、光を通す土です。

元来、光を通す磁器に対して、陶器は不透明で光を通さないものです。

今回陶土の配合技術の研究を重ねた結果、従来の信楽焼の特徴を保ったまま、

透過性のある陶土の開発に成功しました。





信楽透器の特徴は大きく以下の3つです。

3倍の透光性
厚みのある陶器でも充分に光を通します。

成形性が良い
従来の陶器と同様、ロクロ・手びねり・鋳込みによる成形が可能です。
また焼成時に熱変形しにくい他、釉がけも可能です。

練り込みが可能
焼成時の熱膨張率や収縮率が一般陶土に近く、不透明な陶土との練り込みが可能です。
→ストライプやマーブルといった新しい表現が可能です。



この新しい土を使った洗面ボウルなどの新商品開発を艸方窯では行っております。